警備保障新聞 平成13年11月5日
東京モーターショー
イベントの秋を飾る東京モーターショーに100万人
内外の自動車が一堂に集まる東京モーターショーが十月二十七日から十一月七日までの予定で千葉市美浜区の幕張メッセで開かれているが、入場者は四日現在で百二万八千二百人に達した。
自動車ショーは乗用車、二輪車や部品、緊急通報サービスなどの展示コーナーもあり、多数の観客がつめかけ、警備各社とも連日警備員を動員。
新帝国警備保障(東京、安見正彦社長)は七十三人を出して会場全体と夜間の巡回警備を担当。日本セキュリティサービス(東京、倭文浩樹社長)は新調した制服を着た警備員六人がイベントホールを、共栄セキュリティサービス(東京、我妻文男社長)は北ホールとイベントホール間の広場および両端の入退出チェックを担当、昼・夜間合わせて約七十人が誘導業務に。協和警備保障は北ホールと周辺の誘導業務(一部夜間の巡回)に約五十人を出している。
東京モーターショーは終盤を迎えた。米国同時多発テロの影響で、開会式が取り止めになるほど過去三十五回の歴史の中でも異例なほどの警備体制。安全確保のため奮闘する警備員の姿をレンズがとらえた。